移乗・移動ロボットKeipu

移乗・移動ロボット『Keipu~恵風』

平成24年より、開発を進めてまいりました、移乗・移動ロボット、『Keipu~恵風』を会津中央病院で試験運用中です。

移乗・移動ロボットの開発

医療・福祉施設の現場において、人手不足は深刻な課題となっています。特に、ベッドから車いすへの移乗、つききりの介助など、介護者の車いす作業に費やす時間と労力は、多大な負担になっています。特に、患者がベッドから車いすやトイレに乗り移る「移乗(Transfer)」の場面では、バランスを崩して転倒するリスクがあり、介護者にも大きな身体的負担となっています。移乗動作の際に身体の向きを大きく旋回する必要があることが、主因とされており、看護師やケアスタッフの職業性腰痛等のリスクは、労働力確保においても大きな問題とされております。車いす型ロボットは、従来の電動車いすとは異なり、身体の向きを旋回しない革新的な移乗方法を用いております。車いす型ロボットは、福岡県で約20 年ロボットを開発している(株)テムザックがコンセプトモデルを開発し、アイザックが製品化をするため、福島県の医療福祉機器開発助成金を活用し、開発を行なっております。
現在、製品モデルが完成し、会津中央病院、病棟内にて、試験運用中です。

製品の特徴

特徴1:椅子の上下機構

乗ったまま、椅子の高さを電動で調整することができます。ベッドの高さや、便座の高さなど、利用者が移乗したい高さに合わせることができ、移乗を楽にします。また、売店での買い物でも、高い位置の商品はもちろん、低い位置の商品にも簡単に手が届きます。

特徴2:5段階の速度調節

速度を5段階で調節することができます。人が多い場所や、狭い場所ではゆっくり、広い場所では早く走ることができます。

特徴3:ジョイスティックによる直感的操作

片手で進みたい方向にジョイスティックを倒すだけの簡単操作。誰でも簡単に動かすことができます。

特徴4:その場旋回機能

その場で360°旋回することができます。エレベーターなどの狭い場所にも前進で入り、前進で出てくることができます。

特徴5:後ろから乗り込む

車いすと違い、後ろから乗り込むことで、移乗時の介助者の負担を軽減します。

 

Keipuと電動車いす・シニアカーの違い

Keipu【恵風】は、障がいのある方、健常者の分け隔てなく乗っていただける全く新しいモビリティとして、他の電動車いすや、シニアカーとは大きく異なります。

Keipuと電動車いす・シニアカーとの違い

keipuパンフレット

取扱説明書

keipu院内走行風景