介護者にかかる移乗の負荷
ベッドから一度介護者によりかかって乗り移る従来の移乗方法は、 介護者にとって腕の長さや身長など体格の差による違いや、体力や腰の 大きな負担が課題でした。
特徴1
ベッドから直接乗り込める
ノーリフト/一人介護/落下リスクの軽減/無理な姿勢での移乗を回避。
特徴2
座面、手すりの上下機構による利便性と快適さ
ボタンで座面の高さを調節することができ、高い位置の物にも手が届きます。ベッドの高さや、便座の高さなど、利用者が移乗したい高さに座面を合わせることができ、移乗を楽にします。
特徴3
従来の車いすと比べ自由なその場旋回
ベッド周りや狭い場所(例:トイレ、自宅のキッチン周り)でも、自由な旋回が可能です。その場で、360度自在に旋回することで生活空間が見回わせます。エレベーター内でも他の方に迷惑をかけずに旋回できます。
特徴4
誰でも簡単操作
片手で進みたい方向にレバー( ジョイスティック)を倒すだけで移動できます。シンプルな構成の操作パネルにより直感的で誰でも利用できます。スマートフォンアプリ(アンドロイド/機種が制限)による遠隔操作でも同様の操作が可能です。
特徴5
安全・安心な設計
センサーにより、障害物の手前で停止します。また、5輪により走行安全性や転倒リスクを軽減します。
特徴6
バッテリー交換が簡単
バッテリーを外して充電が可能です。家庭用電源が使えます。
Keipuシリーズをご利用いただいた方の声
アイザックでは病院や福祉施設でご協力いただける被験者を募り、実施検証を繰り返しています。ここでは被験者の方々の感想・所感を一部ご紹介いたします。
指一本でも操作できてとても簡単
Keipuの操作は、ジョイスティックを動かすだけで、前進・後進・旋回が可能です。指一本でも操作することができます。
車椅子は不安だがKeipuなら乗れる
過去に、車椅子の移乗中に事故にあわれた利用者様。事故の記憶から、車椅子の利用に不安をおぼえ、離床できない状態になっていました。(廃用症候群)しかしKeipuの特徴的な造形・安全な移乗ができる仕組みをご覧になってから、意欲的に移乗されるようになり、離床することができました。
製品情報
- 寸法:75×60.5×116.5cm
- 重量:55kg
- 座面高さ(地上高):42.5~72.5cm
- 最高速度:前進:1.5km/h 後進:0.7km/h
- 利用者最大体重:75kg 実用登坂可能斜度:6°
- 最小回転半径:38cm
- 段差乗越高さ:0.5cm
- 溝乗越幅:2.5cm
- 充電時間:3.5時間
- 連続走行可能距離:3.6km(実測値)
- 連続走行時間:2時間40分(実測値)
- ※介護保険適用用具 TAISコード:01689-000001
- 商品名:移乗・移動ロボットKeipu-Sb
価格/オプション/サポート
ご購入
900,000円(非課税)
※消耗品は別途費用が発生します。
レンタル
期間及び費用に関しては別途お問い合わせください。
試乗
別途お問い合わせください。
オプション
- シートベルト
- バッテリー
- 充電器
- 物入れ用カゴ
サポート体制
- 無償保証期間: 購入後3か月間
- ※ 令和3年度 福島県介護ロボット導入支援事業補助金により施設へ導入されました
従来型
後ろから乗る新しいスタイルの移動ロボット。
もっと見る
目線が高いので人と話すときに気持ちが楽
Keipuは、通常の車椅子より座る位置が高く、これまで立っている人に見下ろされていた利用者の目線が、立っている人とほぼ同じ高さになり、コミュニケーションの心理的な負担が軽くなります。