




ベッドから一度介護者によりかかって乗り移る従来の移乗方法は、 介護者にとって腕の長さや身長など体格の差による違いや、体力や腰の 大きな負担が課題でした。
Keipuは、介護者が利用者を抱きかかえたり、
向きを変えることはなく、後ろから乗り込むことで、
ベッドから直接乗り込むことができます。
Keipuは、その場で360度旋回できます。
トイレやエレーベーターなど狭い室内でも
スムーズに利用できます。
旋回半径(進行方向を反対にむくために必要な
スペース)は、車椅子に比べて約半分。
面積にすると約4分の1になります。
乗ったままイスの高さを電動で調整できます。
ベッドの高さや、便座の高さなど、利用者が移乗したい高さに合わせることができます。
Keipuはその場で旋回できます。車の車庫入れのようなテクニックは不要です。トイレやエレベータなど狭い場所でも、前進で入り前進で出ることができます。
背もたれが無いことと、ベッドの高さに座面を合わせることで、ベッドや車椅子から直接座面にのり移れます。
片手で進みたい方向にジョイスティックを倒すだけの簡単操作。誰でも簡単に動かすことができます。
速度を5段階で調節することができます。人が多い場所や、狭い場所ではゆっくり、広い場所では早く走ることができます。
アイザックでは病院や福祉施設でご協力いただける被験者を募り、実施検証を繰り返しています。
ここでは被験者の方々の感想・所感を一部ご紹介いたします。
Keipuは、通常の車椅子より座る位置が高く、これまで立っている人に見下ろされていた利用者の目線が、立っている人とほぼ同じ高さになり、コミュニケーションの心理的な負担が軽くなります。
Keipuの操作は、ジョイスティックを動かすだけで、前進・後進・旋回が可能です。
指一本でも操作することができます。
過去に、車椅子の移乗中に事故にあわれた利用者様。
事故の記憶から、車椅子の利用に不安をおぼえ、離床できない状態になっていました。(廃用症候群)
しかしKeipuの特徴的な造形・安全な移乗ができる仕組みをご覧になってから、意欲的に移乗されるようになり、離床することができました。